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国産コーヒーとは? 希少な理由とおすすめの日本産コーヒーを紹介

国産コーヒーとは? 希少な理由とおすすめの日本産コーヒーを紹介

世界にはさまざまな産地や品種のコーヒー豆があり、日本で流通しているコーヒーのほとんどが海外産です。しかし、日本でも実はコーヒー豆を栽培していることをご存知でしょうか。今回は、世界と日本のコーヒー豆事情を確認したあとで、オフィスコーヒーで国産のコーヒーを味わう方法をご紹介します。

コーヒーの生産国と消費国

コーヒーは、私たち日本人にとって身近な飲料のひとつです。1日に何杯も飲む方も少なくありません。こちらでは、どの国でコーヒー豆が生産され、どこで消費されているのか、コーヒーの生産国と消費国をデータでご紹介します。

コーヒーの生産国

コーヒーは、現在世界60カ国以上で生産されています。とくに、近年ではアジア圏でのコーヒー豆の生産が盛んになり、世界の生産量の3割程度を占めています。今後も生産量を伸ばしていくでしょう。

コーヒー豆の生産量トップ10の国は以下の通りです。

国名生産量(2016年度:トン)
ブラジル3,019,051トン
ベトナム1,460,800トン
コロンビア745,084トン
インドネシア639,305トン
エチオピア469,091トン
ホンジュラス362,367トン
インド348,000トン
ペルー277,760トン
グアテマラ236,145トン
ウガンダ203,535トン

※参考:珈琲特急便「コーヒー豆の生産量トップ10!産地ごとの種類と特徴を解説」(https://beans-express.com/article/detail.php?article_id=10014

コーヒーの消費国

コーヒーは、生産国と消費国がはっきりと分かれる飲み物でもあります。ひとりあたりの年間杯数が多い国トップ10は以下の通りです。

国名ひとりあたりの年間杯数(杯)
ルクセンブルグ2,844杯
フィンランド1,212杯
デンマーク946杯
ノルウェー921杯
スイス799杯
スウェーデン789杯
ドイツ679杯
オーストリア646杯
カナダ635杯
スロベニア606杯

※参考:WOODBERRY「世界のコーヒー消費量 TOP30」(https://woodberrycoffee.com/coffee-comsumption-in-the-world-top30/

西ヨーロッパのルクセンブルグが圧倒的なコーヒーの消費量を誇ります。日本でも多くの方が毎日コーヒーを飲んでいる印象がありますが、順位は29位で、ひとりあたり年間340杯のコーヒーを消費しています。コーヒーが身近な存在になっている日本でも、欧米や北欧諸国と比べるとまだまだといえるでしょう。

日本の輸入量

日本は、コーヒー豆のほとんどを海外からの輸入に頼っています。日本のコーヒーの輸入量は1955年ごろから増え続け、現在は45万トン前後で推移しています。日本の主なコーヒー豆輸入国は以下の通りです。

国名輸入量(2018年度:トン)
ブラジル111,955トン
ベトナム98,513トン
コロンビア64,201トン
インドネシア30,364トン
エチオピア26,739トン

※参考:全日本コーヒー協会「統計資料 日本のコーヒー生豆の国別輸入量」(http://coffee.ajca.or.jp/data

とくに、ブラジル・ベトナム・コロンビアの比重が高まっており、2018年度には全体の3分の2以上を3カ国からの輸入でまかなっています。

なぜ国産コーヒーは希少なのか

冒頭でも述べたとおり、「コーヒーの生産国」と聞いて日本を思い浮かべる方はほとんどいないでしょう。実際、国産のコーヒー豆は栽培地域が限定されており、とても希少です。なぜ国産コーヒーはそれほど貴重なのでしょうか。

最大の理由はコーヒーノキの生育条件

コーヒーの栽培が盛んな国は、「コーヒーベルト」と呼ばれる地域に集中しています。コーヒーベルトには、雨量が多い・平均気温が高い・排水の良い土壌などの共通点があり、これらの環境がコーヒーノキの生育に適しているのです。

日本はコーヒーベルトから少し離れており、コーヒーノキの生育に最適な条件がそろっているとはいえません。その結果、日本のコーヒー豆の生産は他国に後れをとっています。

おすすめの国産コーヒー

国産コーヒーは希少ではあるものの、近年のコーヒー人気を受けて日本国内でもコーヒーノキの栽培や研究が進められています。実際、国産のコーヒー豆もいくつか登場しています。

小笠原諸島産コーヒー

東京都の南南東に位置する小笠原諸島は、日本のコーヒー栽培発祥の地といわれています。民間人の住む父島や母島には、規模は小さいものの、5軒ほどのコーヒー農家が存在します。

年間の収穫量は決して多くないため、希少価値や価格が高くなりますが、海外産にはない強い香りを感じられるのが特徴です。コーヒー好きの方は、1度は飲んでみたい味でしょう。ただ、小笠原諸島は毎年台風の通り道になるため、規模の拡大が難しいのも事実です。

沖縄県産コーヒー

沖縄県も日本国内でコーヒー栽培が盛んな地域のひとつです。これは、沖縄が日本のなかでもコーヒーベルトに近い場所に位置していることが大きく影響しています。アラビカ種という世界でも一般的に流通している豆の栽培が行われています。ただし、小笠原諸島同様台風が直撃することも多く、生産量の急激な増加は期待できません。

オフィスコーヒーでも国産コーヒーを味わえる?

オフィスコーヒーを導入する際、会社の提供するコーヒー豆を使用するのが一般的です。そのため、流通量の少ない国産コーヒーをオフィスで味わうのは簡単ではありません。

オフィスコーヒーで国産の豆を使用したい場合は、ダイオーズの提供するコーヒーマシン「MIONE」がおすすめです。MIONEは、当社が提供するコーヒー豆はもちろん、外部で購入したコーヒー豆を使用することもできます。国産のコーヒー豆を購入し、MIONEであなた仕様の1杯を淹れると、身も心もリフレッシュして仕事に取り組めるでしょう。当社でおすすめする海外産のコーヒー豆も活用すれば、世界中のコーヒーを楽しめます。

まとめ

日本はコーヒーの消費国としての側面が強く、国産のコーヒーを味わうのは簡単ではありません。オフィスコーヒーとなればなおさらでしょう。ダイオーズでは、国産コーヒーも楽しめるコーヒーマシンを提供しています。コーヒー好きの多い会社には、ぜひ当社のオフィスコーヒーを導入してみてはいかがでしょうか。お問い合わせをお待ちしております。

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